当社ではヨット、ボートなどのロープ、ハリヤード、係留ロープなどの様々な加工を手掛けています。
不明な点やご質問等ございましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
Donaghys(ドナジー社)ロープ
GP Superbraid
軽さと強さを兼ね備えた究極のロープ。芯にはクリア・ウレタンコーティングされた12打ち超高分子量ポリエチレン(ダイニーマやスペクトラと同種)ロープ、また外皮は摩擦による劣化を防ぐためにテクノーラとHTポリエステルを交互に編んでいます。このロープは受注特別生産品となります。
Superbraid
船の大小関わらずあらゆるレーシングシーンで長年活躍している実績のあるロープです。アンチスリップ・コーティングされた超高分子量ポリエチレン(ダイニーマやスペクトラと同種)芯のロープは外皮とのズレを防いでいます。外皮には摩擦による熱に強いHTポリエステルを使用。
Superbraid Performance Tec
このロープはSuperbraidの特性を踏襲しながらも外皮はテクノーラ/HTポリエステルを使用することで、さらにパフォーマンスを高めたロープ。
Superspeed
性能と価格のバランスを兼ね備えたロープでレーシング、クルージングを問わず長年人気のある商品です。芯にはドナジー社独自の外皮/芯のズレを防ぐバインダコートされた12打ち高分子量ポリエチレン(ダイニーマやスペクトラと同等)を、外皮にはHTポリエステルを使用。
Yachtmaster XS
次世代のダブルブレイド・ポリエステル(外皮/芯ともにポリエステル)ロープ。高い耐久性を持つポリエステルを使用することで長寿命を実現します。
Yachtmaster Brights
Yachtmaster XSと同じ構造を持ちますが、外皮カラーが単色となります。
上記以外にも用途/目的に応じたロープを用意しております。
ハリヤード / シート加工例
用途に応じてスプライス等様々な加工を致します。
加工例.1
クルージング艇ハリヤードです。ポリエステル・ダブルブレイド(外皮/芯共にポリエステル)ロープをハリヤード用に先端にアイスプライス加工、後端はループ加工しています。先端部のスナップ・シャックルなどの金物は既存のものを流用することも可能ですし、ご依頼があれば当社で新規製品を手配することが可能です。後端のループ加工は従来使用しているハリヤードと入れ替える際多くの場合はまず代用として細めのメッセンジャーラインを通す方法が主流なのですが、次に新しいハリヤードと入れ替える際このループ部分でメッセンジャーラインを結ぶことができます。
<エンドループ加工>
メインやジブ、スピンなどの各種シートの後端なども熱処理+ウィッピング(端止め縫い)では時間が経過した時にどうしてもほつれてきますので、このループ加工をする場合があります。
<加工例.2>
クラブレース艇ハリヤードです。ロープは外皮:ポリエステル / 芯:ダイニーマ を使用したダブルブレイドロープを使用。上記と同じく先端部はアイスプライス、後端はループ加工をしていますが、先端部をダイニーマ製外皮に入れ替える加工をしています。特にレースをする船に見られるのが多くの場合、先端部をポリエステル外皮のままスプライスしてしまうとポリエステル自体が摩擦にあまり強くないのでセイルが横にある状態ではハリヤードも横に振られるのでマスト上部のシーブ(滑車)の収まっているシーブ・ボックスの側壁でロープが干渉して外皮が切れてしまうという事案です。このようなケースを解決する一つの手段として先端部に摩擦に強いダイニーマ製外皮を使用しています。
<ロープとダイニーマ外皮のつなぎ部>
<先端部アイスプライス> - スナップシャックルはTylaska社トリガー方式のもの。オーナー依頼により新規弊社手配。
<加工例.3>
レイジージャックです。
ロー・フリクション リング。強度があって滑りが良いので最近ブロックの代わりに多用されます。今回はロープの折り返し部に使用。セイルに干渉してもセイルを傷める心配がありません。
ロープとリングは結びではガタつきがでるのでスプライスしました。また、レイジージャック本体の大引きはマスト上部にブロックを付けてターンさせグースネック付近に取り付けたクリートで全体のテンションを調整します。リングの滑りが良いのでかなり調整しやすいレイジージャックが出来上がりました。
係留ロープ
外皮:ポリエステル / 芯:ナイロン 製のドックライン(係留用)です。
先端をアイスプライス加工しています。
フェアリーダーとの干渉部には皮やポリエステルのカバーを掛けることも可能です。